アメフトを世に知らしめた作品!最高に熱い展開を求める方におすすめ!【アイシールド21】
前回の記事の最後にも話した通り今回はアイシールド21のご紹介します。
本作はジャンプ漫画の王道である「友情・努力・勝利」を全て兼ね備えた漫画であり、なにより必殺技名がかっこいい!!
だってデビルバットゴーストとかあるんだよ?!なんの技か分からない人でも「なにそれカッコいい!」って言っちゃう語呂の良さ。そして何より名言が多い!!
ちなみにこの勝手におすすめするシリーズを考えた時に絶対薦めようと思った中の一作です。
①~③と比べるとちょっと巻数が多くなるけど、YouTubeにもちょこちょこ上がってたりするのでおすすめ。
アイシールド21
2002年週刊少年ジャンプで連載開始。
原作/原案・稲垣理一郎先生
作画・村田雄介先生
アメリカンフットボールをテーマにしたマンガ。
個人的にアメフトというスポーツを世の中に広めたのはこの作品だと思っている。
本作品のあらすじ
私立泥門(でいもん)高校に通う気弱な高校生で主人公の小早川瀬那は入学早々ひょんなことから、アメフト部「泥門デビルバッツ」に入部する。
このアメフト部は超が付くほどの弱小で、部員は蛭魔妖一と栗田良寛の2名のみしか在籍していなく、試合の時は他の部活生を助っ人として挑むが万年一回戦負けのチームである。
最初は主務として入部するがセナがパシリで培われた脚力を見て選手として試合にも出場する。そのセナの足のスピードは「人間の限界速度」だと言われている40ヤード4秒2というスピード。めちゃくちゃ早い。
そしてヒル魔の策略でアイシールドで素顔を隠した伝説のフットボーラー「アイシールド21」を名乗ることになる。
ちなみにベンチプレスは10kgと腕力は貧弱だが、唯一の取柄である驚異的な脚力でアメフト部のエースとなる。
他にもキャッチは超一流だが投げるとどこに飛んでいくか分からないキャラとか、一癖も二癖もあるような選手が入部してくる。
そんな一つの個性に特化したキャラ達をキャプテンかつ司令塔であるヒル魔がトリックプレーを用い、アメフトの甲子園である「クリスマスボール優勝」に向けて勝利していく漫画である。
チームのプレースタイルは「とにかく攻撃、守備の時も攻撃」の超攻撃チーム。
キャラクター一覧
小早川 瀬那(こばやかわ せな)
本作の主人公。通称セナ。
ポジションはボールをゴールまで走って持っていくランニングバック。
長年のパシリによって培われた驚異的なスピードと人混みをかき分ける能力で後にエースとして名を轟かせる。
気弱な性格で「ひいいいいい」とかよく言う。
努力と経験則によりデビルバットダイブ、デビルバットゴースト、デビルバットハリケーンなどの必殺技を編み出す。
ちなみに冒頭で話したデビルバットゴーストとは、光速のステップで相手の目の前から煙のように消える技。めちゃくちゃカッコいい。
蛭魔 妖一(ひるま よういち)
通称「ヒル魔」
影の主人公と言ってもいいかもしれない。
ポジションはクォーターバック(野球で言う投手)。
作戦立案能力、状況判断力、持ち前の度胸を活かし無数の奇策で敵を翻弄するチームの司令塔。
試合のほとんどはヒル魔の作戦や試合の組み立てを見てほしいと言えるほど心理戦が面白い。
悪魔的な頭脳を持ち、肩も強いが足は並。
栗田 良寛(くりた りょうかん)
ポジションはセンター。
スピードは無いが、パワーは東京1位のベンチプレスを上げられる。
性格も優しくて気弱。
雷門 太郎(らいもん たろう)
通称「モン太」
ポジションやワイドレシーバー。
元野球部。本作品の野球選手、本庄勝に憧れキャッチのヒーローになろうと努力し捕球能力はずば抜けて高い。キャッチばかり練習していた為どんな球でも捕球するが、極度のノーコンで球を投げたらどこに飛んでいくか分からない。
他チーム紹介
王城ホワイトナイツ
守備は東京最強と言われており、セナの最大のライバルである進 清十郎擁するチーム。
むしろ進のワンマンチームに近い。進はセナとほぼ同じスピード、栗田をかちあげるほどのスピードとテクニック、メンタル面に於いても超人。「努力する天才」と呼ばれている。
西部ワイルドガンマンズ
攻撃は東京最強と言われているチーム。
ちなみに泥門デビルバッツは作中一度もこのチームに勝利していない。
注目はクォーターバックの武者小路 紫苑(むしゃのこうじ しえん)。別名「早撃ちキッド」と呼ばれており、人並み外れた反応の速さ、機転、神速の早撃ちで王城ホワイトナイツの進すら手玉に取ったほど。
ヒル魔曰く「武者小路紫苑は天才だ」と言わしめる。
神龍寺ナーガ
関東大会無敗の春秋合計9連覇のチーム。
選手の能力、技術共に最強クラスではあるもののチームとしてまとまりがないため、関東大会1回戦で泥門デビルバッツに負ける。
注目は金剛 阿含(こんごう あごん)で100年に1人の逸材で日本最強クラスのプレーヤー。
神速のインパルスという二つ名が付いており反応速度がキャラ最強。
ヒル魔と昔つるんでいた過去があり、栗田から神龍寺のスポーツ推薦を奪うためにアメフトを始めたのでアメフト歴2年。
練習を全くせず才能だけでここまできた、長所は「無敵な所」。
帝黒アレキサンダーズ
第1回~去年まで全ての大会で優勝していて「全ての始まりにして全ての頂点」と言われる高校。
全国から主力選手をスカウトし作られている。
本物のアイシールド21も在籍している。
読んだ感想
少年漫画として非常にしっかりとした内容でかなり面白かったです。
アメフトを題材としているため、読者がルールを理解させるため分かりやすい工夫がされている。
登場人物の強さパラメータも単純化されていて分かりやすい。
例えば40ヤード走〇秒だったりとか、ベンチプレス〇kgとか。
そして見所な場面は〇VS〇みたいな分かりやすい描写もあり良い!
ルール説明も分かりやすく、キャラ紹介も全て出来ないぐらい魅力的なキャラが多い。
さすが37巻も続く漫画だなと感じました。
ぜひ一読してみてください。