【世界の奇書】未だに解読不能の謎の本、ヴォイニッチ手稿とはどんな本?
みなさんはヴォイニッチ手稿という古書を知っていますか?
この古書は約100年以上前にイタリアで発見されましたが、
未だに中に書いてある記述内容は解読不能と言われているんです。
世界のどの文明とも異なる文字が書いてる古書、、なんかワクワクしますね(笑)
そんな世界最大級のミステリーの一つであるヴォイニッチ手稿とは何なのか解説していきます。
ヴォイニッチ手稿とは?
大きさは縦23.5cm、横16.2cm、厚さ5cmで約240ページの構成で出来ています。
中身は文字だけではなく絵も含まれており、
植物のらしき絵や天体と思わしき絵、プールや浴槽に浸かった女性の絵など不可解な絵が並んでいます。
ちなみに中に記載してある植物の絵は実際には存在しない植物たちです。
その絵の横には説明文らしき文字が記載されていますが、いかんせん文字が読めないためどういった事が書いてあるか分かりません。
ヴォイニッチ手稿の名前の由来は?
この手稿は約100年前にアメリカ人の古書収集家ウィルフリッド・ヴォイニッチがイタリアの寺院で発見した事によりヴォイニッチ手稿と名付けられました。
中身が植物や天体を書き写した写本であると考えられることから、
ヴォイニッチ写本とも呼ばれる事もあります。
ヴォイニッチ手稿は最近出来たもの?!
私はこの話を聞いた時に、「紀元前とかめちゃくちゃ昔の話なんだろうな〜」とかぼんやり考えていました。
実はこのヴォイニッチ手稿は1400年代初頭以降に作られた事が分かっています。
もちろん文字は読めないため、中身は分かりませんが紙の材質が羊皮紙で出来ており、
その材料の紙が作られたのが1404年〜1438年に作られている事が分かりました。
そしてこのヴォイニッチ手稿の最初の所有者はゲオルク・バレシュさんです。
なんとこのバレシュさんは錬金術師だそうです。
、、なんか強そう(笑)
その後神聖ローマ皇帝のルドルフ2世が、ヴォイニッチ手稿を600ダカット、現在の価値で6,000万円~1億2,000万円で購入したなど当時からかなりの価値があったと思われます。
ルドルフ2世はヴォイニッチ手稿の内容を理解出来たんですかね、、?
最初の所有者が錬金術師だという事から、中身は万能の秘術などが記されている錬金術書なのかもしれません。
ヴォイニッチ手稿の正体は?!
果たしてヴォイニッチ手稿の正体は何でしょうか?
冒頭にも話した通り、中身は植物の絵や天体の絵と誰にも読めない説明文らしき文章と共に記載されています。
今までも文章の解読が出来たと何度も発表がされるも、あくまで仮説の域から出ないそうです。
誰かの「暇が高じて作成されたもの」にしては紙の材質も当時からすると高価な材質で、作成者もそれなりの地位にいたであろう人物に加えて約240ページのボリュームということからその可能性は低いそうです。
そして文字自体も規則性があるため適当に書かれたものでないとの見方が広まっています。
個人的には当時の人たちが特殊な暗号を使って次世代に伝えたかったナニカなのではないかと思います。
漫画ワンピースの歴史の本文(ポーネグリフ)みたいな感じかと。
漫画ワンピースの歴史の本文(ポーネグリフ)とは
漫画ワンピースに出てくるポーネグリフとは、
歴史の真実を語る石とされています。
その石はどんなに攻撃しても傷一つ付かないが、
その石の本文を読める人物は現在は作中では一人しかいないことになっています。
そしてその石には世界に点在していて、
内容は石一つ一つで中身は変わります。
内容は漫画ワンピース上の歴史の話や、
世界を滅ぼすとされる兵器の作成方法などが記されています。
もしかするとヴォイニッチ手稿も解いてはならない謎なんじゃ、、、、
それでもヴォイニッチ手稿の謎解明してほしい
もしかするとワンピース的な考えだと、ヴォイニッチ手稿の本文は世界を滅ぼすことなのかもしれません。
それでも未解明の謎の真相が暴かれていくのを見るのが楽しみですね。
ここ数年でもヴォイニッチ手稿の仮説はどんどん出てきていますし。
これからも出来る限り未解明の謎が解けていってほしいですね。
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