きまぐれギャング

感じた事や思った事をきまぐれに配信していくゆる~いブログ

知ると宇宙に少し詳しくなる!?太陽系惑星の個人的比較・特徴まとめ

どうもなやみんです!

 

先日世界で初めてブラックホールの影の撮影に成功しましたね!

むしろ今まで撮ることが出来ていなかったの?!と最初思いました。

約100年前にアインシュタイン一般相対性理論ブラックホールは予測されていましたが、ブラックホール自体の重力が強力で光さえも外に出られない為観測が難しかったそうです。

f:id:panchip:20190411182514j:plain

 

もちろんこの撮影成功、、とんでもなくすごい事なんです!

本来撮影するのに、理論的には地球サイズの大きな天体望遠鏡が必要かつ画像処理の難しさがものすごい難易度らしいです。

天体望遠鏡は地球サイズは不可能なので、複数の望遠鏡を使用して地球の自転を利用し疑似的な地球サイズ望遠鏡を再現。そこで撮影した大量の画像を集め、画像処理を施し撮像を生成などなど難しい話だ、、

 

これが撮影出来たらどうなるか?

ブラックホールの事が分かってくる

ブラックホールが分かれば銀河が分かる

銀河が分かれば太陽が出来る過程が分かり、最終的には地球も...

もちろんアインシュタイン相対性理論で存在自体が示唆されていたものの、その相対性理論の裏付けが少なからず取れたというものになります。

相対性理論の記事は以前記事にしていたので、少しでも興味があれば見て頂ければ嬉しいです!

 

www.komorin-channel.com

 

 前回地球誕生の記事を書きましたが今回は太陽系惑星の特徴をお伝え致します。

 

www.komorin-channel.com

最終的には読んでくれたみなさんが少しでも宇宙に興味を持ってくれればと思います。

 

 

 

太陽系の大きさ比較

誰しも1回は見た事あると思います!惑星の大きさ比較!じゃん!

f:id:panchip:20190411192740j:plain

 

太陽でっけー!

大きさで言うと

太陽>木星土星天王星海王星>地球>金星>火星>水星の順です。

 

ちなみに太陽のように自分自身で光っている星を恒星と言います

その恒星で現在分かっている宇宙一大きい恒星はこれだっ!!じゃん!!

 

f:id:panchip:20190411194146j:plain

 

たて座UY星!

大きさはなんと太陽の約1700倍!!大きすぎてもう何がなんだかw

太陽の位置にこの星を置くと木星の軌道ぐらいに達するがまだ詳しくは分かってないみたいです。。

すごいな~

それでは太陽系の惑星特徴まとめていきます

 

太陽の特徴

f:id:panchip:20190411194919j:plain

太陽は天の川銀河の恒星の一つで太陽系の物理的中心であり、太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系の全天体に重力の影響を与えています。

質量は地球の約33万倍、直径が地球の109倍あります。

地球との距離は約1億5000万km(1天文単位)あるとされ、光の速度で8分20秒かかると言われて、表面温度は平均約6000度、内部の中心部は1500万度と言われています。

 

推定年齢は46億年、寿命は100億年と言われており寿命を迎えると輝きが失われ全て真っ暗、生物も光合成も出来ず月明りも無い、、そもそも太陽の引力が無くなってしまうので地球を含む太陽系の惑星は飛び散ってしまう事が予想されています。

ただ太陽は最後の時を迎えるまで膨張を続ける為、それまでには地球は生物が住めるような環境ではなくなってしまうみたいです。今から23億年後以降みたいなので気にする必要は無いかもしれませんが。

 

地球型惑星

太陽系の惑星は、大きく「地球型惑星」「木星型惑星」「天王型惑星」の3種類に分類されます。

地球型惑星は金属や岩石などの重い元素で構成されていて密度が高く、鉄の核をマントルと地殻が覆う形で成り立っていて、地球のほか水星、金星、火星がこのタイプです。

 

水星

f:id:panchip:20190412151943j:plain

水星は太陽に一番近い惑星です

そして水星には大気がほとんど無いため表面温度が昼間は450度まで上がり、夜は-180度まで下がり、金属と岩石で出来ている為見た目は月そっくりです

 

水星は太陽系惑星の中で直径、質量ともに最小の惑星と言われ、直径は地球の5分の2しかなく質量は地球の0.055倍しかありません

そして小さい惑星という事は重力も小さくなる傾向があるため、水星の重力も地球の0.38倍の重力しかありません

分かりやすく言うと水星だとジャンプ力が3倍になります

地球上ではヤクルトジャンプしか出来ない私が水星だとビックルのペットボトルぐらいはジャンプできます、すごい。

 

ちなみに生命体の可能性ですが水星の探査結果で、太陽光が当たらない場所は常に日陰になっており氷が溶けることなく残っていますが、地球同様に宇宙でも水が無くても生きていける生物が存在しないと考えられています。

仮に何らかの影響で氷が液状化しても、過酷な状況であるため絶滅を繰り返している可能性はあります

 

金星

f:id:panchip:20190412154022j:plain

金星は太陽系の惑星で2番目に太陽に近い惑星であり、比較的地球に距離も近い惑星です。

そして地球と比較して大きさ、質量も近く研究者から「地球の兄弟惑星」と呼ばれています。過去大気も似通っていて金星にも生命体がいるんじゃないかと言わていましたが、地球とは全く違います。

 

金星の大気のほとんどは二酸化炭素で出来ていて、上空は厚い硫酸の雲が覆われています。硫酸の雲が太陽光を跳ね返す為、地球から見る金星はキラキラ輝いて見えます。そのために地球からでも肉眼で確認する事ができます。

そして二酸化炭素温室効果があるため、金星の地表温度は400度以上、大気圧も地球の90倍ほどあるため、人間がそのまま金星に行くとスクラップになってしまいます。

そして金星は地球とは逆の自転を行います。これは太陽系惑星でも金星だけです。

なので金星の場合西から太陽が昇り、東へ沈んでいきます。

 

金星最大の謎「スーパーローテーション

スーパーローテーションとは金星最大の謎と言われています。

これは大気の上部で自転速度を超えた速さで吹いている風の事を言い、その速度は自転の60倍とも言われ気象学では考えられない不思議な現象です。

金星の環境が過酷なため、未だに不明な事が多くはっきりとしたことが分かっていません。

 

火星

f:id:panchip:20190412161051j:plain

 

火星は太陽系の4番目にある惑星です。

表面が赤く見えるのは、地表に酸化鉄と呼ばれる赤さびが大量に含まれているからと言われています。

地球との距離も近くて車で30年走れば着きます。

火星は地球の半分ぐらいの直径で、重力は3分の1ほどと言われて、四季の変化もあり、1日の長さもほとんど地球と同じです。

火星の表面平均気温は約-40度と言われていて、大気の90%以上が二酸化炭素、0.1%しか酸素はありません。金星の際にも話しましたが、二酸化炭素温室効果作用がありますが大気がそもそも薄いためあまり温度が上がりません。

 

火星の重力は地球の約3分の1のため、もし火星に移住できても筋肉や骨密度が低下する事は免れません。

かつて火星には海が存在していた可能性があります。ですが重力が弱いために大気が宇宙空間に消え、それに伴い海も消滅したと考えられています。

現在は生命がいる可能性は極めて低いですが、いまだに謎に包まれています。

 

木星型惑星

木星型惑星とは水素やヘリウムなど軽い元素で構成されていて密度が低く、地表が無いとされ、構造としては小さな岩石の核を液体金属が包むかたちで成り立っていて、木星土星がこのタイプに分類されます。

 

木星

f:id:panchip:20190412163525j:plain

太陽系5番目の惑星で太陽系最大の惑星です。なんと地球の11.2倍!

ただ現在は収縮しており、誕生時は今の1.5倍の大きさだったと言います。

木星は大きすぎて「太陽になり損なった惑星」と無冠の帝王みたいな少し悲しい呼ばれ方をしています。

 

表面温度は-140度ほど。中心にいくほど高音、高圧になっていて中心は3万度を超える温度と計算されています。

そして1日の時間は自転速度が速いため9.9時間と短いが、1年は4335日もかかるそうです。そのため木星の中は暴風が吹き荒れており、秒速約180mというとんでもない暴風が来ることも、、

 

土星

f:id:panchip:20190412165258j:plain

太陽系6番目の惑星で、環(わ)を持つ惑星として有名です。

その美しさから太陽系の宝石と呼ばれています。

木星に次いで2番目に大きい惑星ですが中はスカスカで水があったらプカプカ浮いてしまいます。重力は地球とほとんど変わらない為、もし人間が降り立っても違和感はほとんど感じないと言います。

ですが地球型惑星以外はガス惑星と言われており、地面のようなものがあるわけではありません(核はありますが)。そのため人間が土星に行ってもガスの中を浮遊するしかなさそうです。

そして表面温度は-130度ぐらいですが、気圧が高いため雲の下層部では50度ぐらいの高温になっていて暴風も吹き荒れています。

そして土星の環ですが成分は氷のかけらのようなものが集まってできています。

よく見ると細かい線状になっており、8つの層として分類する事が可能です。

層ごとにかけらの大きさが異なり、氷のほか、岩石なども浮遊しています。

 

土星の衛星タイタン

上記で分かるように生命が存在するには過酷な環境です。

ですが1655年に発見された土星の衛星タイタンは地球外生命体のロマンと期待を膨らませる事になりました。

タイタンには海や山があることが分かっています。ただ海の成分が炭化水素が液体化したものであると考えられています。しかしこれだけ地球に近い条件が整っている惑星に近い衛星は他にありません。

専門家の中には、地球に酸素が出来る前の星のようだと分析している専門家もいるとか。

 

 

天王星型惑星

天王星型惑星は水、アンモニア、メタンの3種類が混合した氷でマントルが構成されていて、木星型惑星とは構造が異なるため分けられました。

太陽系では天王星海王星が分類されます。

 

天王星

f:id:panchip:20190412171646j:plain

天王星は太陽から7番目の惑星で、1781年に発見された比較的新しい惑星です。

天王星表面温度平均は-200度、重力は地球の約90%ほど。1日は17時間ちょっとですが、太陽の周りをまわる公転軌道が大きいため天王星の1年は地球の84年です。

もし天王星人がいたとして2歳と言われたら、めちゃくちゃ年上なので敬いましょう。

 

そして天王星は自転軸大きく傾いています、むしろ横倒しになっているレベルです。

そこも謎ですが、太陽熱を受けている極部分よりも赤道付近の方が温度が高くなっています。

この理由は未だに明らかになっておらず、大きな謎の一つです。

そして天王星青く見えるのは、大気成分にメタンがあり、その性質が赤い光を吸収し青い光を散乱する性質があるみたいです。だから青く見えるんですね!

 

海王星

f:id:panchip:20190412172937j:plain

海王星は太陽から数えて8番目の惑星で1846年に比較的新しく発見された惑星です。

重力は地球とほぼ同じですが、1日は16時間、公転周期が長いため海王星の1年は地球の165年です。そして驚きなのが季節の変化があります!、、ただ1つの季節が40年ぐらい続きますけど。

色は天王星と同じくメタンがあるので青色に見えます。

なので水があるわけではないのでご注意ください。

 

 

どうでしたか?

ここには書ききれないぐらい、それぞれの惑星に謎が多くありまだまだ解明されていない部分があります。

今後私たちが生きている間に少しずつ謎が解明されるといいですね!

 

 

おわり